泣ける絵本&児童書のご紹介🎵
泣くと気分がすっきりします
泣きたい気分だからと言って絵本は選びませんが、泣ける絵本に出会ったときは、子供の前でも平気で泣いてしまいます。
泣ける絵本 10選
子供の前で泣くのは恥ずかしい?
最初は子供の前で泣くだなんて、なんだかカッコ悪いな~と思っていました。
だって大人なのに・・・
でも、泣きたくなくても泣けてしまう絵本って案外多いんですよ。
思わず泣いてしまった絵本のご紹介
- おおおかさばき
- となりのたぬき
- ニルスのふしぎな旅
- 新ちゃんがないた!
- 100万回生きたねこ
- 泣いた赤鬼
- 火曜日のごちそうはヒキガエル
- 走れメロス
- 杜子春
- ルドルフとイッパイアッテナ
子どもにとっては忘れられない一冊になること間違いない!
母親が読んでいて号泣する絵本って・・・
母親が絵本を読み聞かせている最中で泣いてしまう・・・
そんな絵本はきっと子供には忘れられない物語になることでしょう🤣😅って反対にトラウマになったりして!?
おおおかさばき 川端誠
正直に生きるって人を泣かせます
職人気質で誠実な大工の吉五郎。
曲がった事が大嫌いな金太郎。
2人の不器用な性格が純粋すぎて泣けてくるんです。
読んだあと自分の生き方を振り返り大きく反省もできました。
不器用に生きているって、芯が強くないとできないことかもしれません。
となりのたぬき せなけいこ
自分が変わるれば相手も変わる?
この本を読んだ時、私は会社で苦手な同僚の事を思いうかべていました。
絵本に書いてある通りのことを実践していったら、相手が変わり、私も成長したんです。
人間関係に悩んだ時、相手を変えるのではなく、自分が変わる方が世の中うまくいく。
この世の真理的な事を実感させてくれた絵本です。
私は、せなけいこさんの作品が大好きで、彼女が執筆した絵本は全部読みました。
読めば読むほど、奥が深くてためになる絵本が多いです。
ニルスのふしぎな旅 セルマ・ラーゲルレーフ
私の育児書💖
育児で困った時はこの本を読んでいます。
そうすると、育児に対しての気持ちがリセットされ、前向きになれるんです。
イライラしている時でも、読んでいると自然と心が落ち着ついてくるのです。
大好きなアッカ隊長
特に、ガンの群れのアッカ隊長の行動や発言に勇気を貰えます。
アッカ隊長がニルス(人間)に対しての発言が胸にささります。
私も職場で、アッカ隊長のような上司に恵まれたかった。
愛に満ち溢れている作品
セルマ・ラーゲルレーフさんはこの作品を通して、人としてどう生きるか?
親になるとはどういうことか?
アッカ隊長の言葉で表している感じがしてならない。
アッカ隊長の発言が深い。。。愛に満ち溢れている本だと感じます。
人としてどう生きるか?真意を問われる本です
育児書として読んでいますが、読み終わるとすっきりします。
自分が育児を通してどう成長していきたいのか?
どのように責任をもって子供を社会に還元するべきかを学べる本です。
新ちゃんがないた! 佐藤州男
友情に泣けてしまいます
支え合いながら共に生きていく
新ちゃんと幼馴染であり側で支える剛の関係が泣けてきます。
多くの困難に立ち向かう2人の姿を見守る家族にも泣ける。
もう声に出して泣きたいお話です。
この本を読んでいたら、主人と私の関係までも考えるようになりました。
夫婦は足りないところをカバーしつつ、協力して人生を一緒に歩いていくのがベストなのかもしれません。
100万回生きたねこ 佐野洋子
愛ってなんだろう?
本屋で何げなく読みはじめ、最後は号泣してしまった絵本です。
この本を読んでいた時、ちょうど主人との結婚生活を考えていて・・・離婚しようとか悩んでいる時期でした。
そんな心が止んでいる時に読んでしまった絵本で、心に刺さりました。
人間、愛がないと生きていけない・・・愛って大事。
本当の愛を知った猫が成仏するというお話なのですが、愛に悩んでいるとすっと心に入る作品です。
泣いた赤鬼
青鬼の友情に泣ける・・・
本当の友情ってなに?と考えさせられる絵本です。
不器用な青鬼の愛情表現に感動して、泣かずにはいられませんでした。
火曜日のごちそうはヒキガエル エリクソン
友情の物語
ヒキガエルのウォートンはおばさんにお菓子を届けにいく最中に、天敵のミミズク・ジョージにつかまってしまいます。しかし、持ち前のユーモアのセンス、勇気、優しさでジョージ(ミミズク)と良い関係を築いていくのです。
優しさは人を変える
ウォートンの諦めない精神や話術には学ぶことが多いです。
そして、最後はジョージがウォートンを友達と認め助けるのです。
続きはぜひ読んでみてくださいね。
最後のシーンは泣けますよ~。
天敵だったミミズクとの友情の物語。
非常におもしろい作品です。
走れメロス 太宰治
友情に感動して号泣する・・・
私が初めて太宰治の作品を読んだのは、中学生のころでした。
「走れメロス」は中学校の教科書で出て来たと思います。その時は泣けませんでした。
それに深い印象もないのです。
絵本で読む「走れメロス」
「走れメロス」の作品が絵本になっていることは知りませんでした。
絵本で読んで気づいたのですが、中学校の時、私は国語の授業中寝ていたんだと思います。初めて読んだ気がしました!
走れメロスは絵本で読みましょう!!
走れメロス
著:太宰治
画:戸田幸四郎
名作絵本シリーズ
純粋な心は国までも変える!
子供に読み聞かせていたら、メロスとセリヌンティウスの厚い友情に深く感動してしまい号泣・・・・そして、メロスの純粋で正直な性格に心を打たれました。
中学生のころ、先生から「これは泣ける本です」と言われていればな~・・・
少しは解釈も違っていたかも?
杜子春 芥川龍之介
親子の愛ってなに?
この本を読むと、子供の方が親に対して無償の愛を持っているのではないかと思い知らされます。若くて貧しい主人公、杜子春が人間として成長していく様子が描かれているのですが、その結果、親の愛を知るという深いテーマなんですよ。
親を助けるために、仙人になることを諦める杜子春。
子どもの親に対しての愛に泣けます。
杜子春も絵本として出ています。
ぜひ絵本で読んでみてください。
ルドルフとイッパイアッテナ 斎藤洋
友情のお話
私の大好きな斎藤洋さんの作品です。
「ルドルフとイッパイアッテナ」の本をで読んでも泣けますが、映画の方がもっと泣けますよ~。
トモザウルスは映画を見て泣いてしまい、本では泣きませんでした。
私はどっちも泣きましたけど・・・(笑)
年のせい?人間、年を取ると涙もろくなるっていうから・・・
イッパイアッテナの深い愛情に泣ける
ルドルフが大好きな飼い主に会いにいくために大冒険をする物語なのですが、最後は目頭が熱くなる悲しいお話。
それを助けようとするイッパイアッテナの友情にもらい泣き・・・
ぜひ本も読んで、映画も見て泣いて頂きたい作品です。
泣ける絵本は人それぞれ
本屋へ行くと「泣ける本」が紹介されている
「泣ける絵本」って紹介されていても、実際に読んでみて、泣ける時とそうじゃない時があります。
読み手の状況によって泣ける本とそうでない本がある
それって、私は読み手のその時の境涯が影響していると思います。
私の場合、職場で同僚との関係に悩んでいる時に、せなけいこさんの絵本を読んで救われました。
でも、そういう問題を抱えてない人には、彼女の作品は心に刺さらないと思うのです。
人として既に誠実に生きている人には川端誠さんの「おおおかさばき」を読んでもおもしろいと思うだけで泣けないと思います。
ですから、「泣ける本」とは、その時々の、置かれている立場や境涯に影響されているので、絶対この本を読んだら「泣ける」とは保証しかねます。それだけはご了承ください。
自分を知るよい機会
しかし、自分が泣けた本を10冊も振り返る事ができて、自分の事がより深く理解できました。
これから私はどんな本で泣けるのでしょうか?
私はどうやら友情の話に弱いみたいです。
では、本日もお付き合いくださりありがとうございました。