ズッコケ三人組が好きで那須正幹さんの作品を読む
1日2時間の音読で1冊読み終える事ができます
「ズッコケ三人組」を読んでから那須正幹さんの本が大好きになりました!
そこで、公文の推薦図書にもある「お江戸の百太郎」全6巻を音読してみました。
一日2時間、二日間かけ1冊読み終わるというペースで進み、約2週間かけて音読完了です!
単語がむずかしい
実際、お江戸の百太郎を音読してみると、、しづらいです。単語が分からない、、、苦笑
ズッコケ三人組の方が読みやすいです😍
でも、息子はそんなことは関係ないので、じっくりと聞き入っていました。そして、読み終わったら、「深川江戸資料館」に行きたい!とか、来年、豊洲市場エリアにできる新スポット「千客万来施設」に行って宿泊したいとか江戸の文化に興味津々です😁
お江戸の百太郎ランキング
1位 お江戸の百太郎 黒い手の予告状
2位 お江戸百太郎 赤猫がおどる
3位 お江戸の百太郎(6) 乙松、宙に舞う
4位 お江戸の百太郎 (1)
5位 お江戸の百太郎 大山天狗怪事件
6位 お江戸の百太郎 秋祭りなぞの富くじ
お江戸の百太郎 黒い手の予告状
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感想 | この本を読んだ時、ズッコケ三人組の「ズッコケ三人組対怪盗X」を思い出しました。 話の展開が似ています。だって、百太郎が怪盗と対決するんです! 謎の多い話で、スリリングな展開でも気に入っています。 場面がスピーディーに変わっていくので読み飽きません。音読には最高の本だと思います。それに、聞いている方も面白いらしく、2日で読み終えてしまいました。 1日2時間くらいかけて読んで、2日で完読できます。この本が好きなら絶対ズッコケ三人組の怪盗Xシリーズをお勧めします。 私はこの作品より、怪盗Xシリーズの方が好きです😍 |
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感想 | 江戸の町並みが想像でき23区に詳しくなれる本です。 転勤族の私にとってはためになる本でした。東京の事が知りたい人にはお勧めの本です。横浜に引っ越して来てからは、よく東京へ遊びに行くのですが、何と言っても近代的で近未来を感じる東京スカイツリーが大好きになりました。この本では、今でいう墨田区近辺の火事の話が出て来るのですが、読んでいて1番親近感が湧きました。事件の舞台は正に墨田区、吾妻橋で起こり、読んでいてドキドキでした。息子も「スカイツリーが良く見える吾妻橋だね!」「江戸時代は庶民は隅田川を船で渡ったいたんだね~」とか、「大好きな浅草寺に百太郎も遊びに行っていたんだね~」とか、会話が増え話題が尽きませんでした。読み終わった後、「解説」を読んだのですが、当時の放火の犯人はどういう処罰を受けたのかがリアルに描かれていて、とっても勉強になりました。放火は怖いです!火の用心しましょうね! |
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感想 | この本を読むと、相撲文化、歌舞伎文化が分かります。例えば、 ①土俵が神聖な場所であること 私が一番最初に読んだ百太郎シリーズは、ずばり6巻からでした。つまり、最初に読んだ本が最終章だったのです!まさか、6巻もあるとはつゆ知らず。 百太郎シリーズはくもんの推薦図書だったので、図書館で予約をしたのですが、一番最近の本からヒットするので、よく調べもしないで、最初に上がった本を予約してしまったところ、6巻でした😅 そうなると、いきなり「岡っ引き」のが出て来て、その意味が分からない。 私のように、いきなり6巻から読んで、意味も分からず音読する、、、そしてなんとな~く意味が分かって、面白いから最初から読んでみようということに発展しましたが、振り返れば、きちんと最初から読み進めて行けば良かったと後悔しています。その方が話の内容がよくわかり、もっともっと面白かったと感じます。 |
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感想 | 6巻の「乙松、宙に舞う」ように1話で1冊の物語ではなく、1巻には4話も入っているでお得です😆つまり、1話が短く読みやすい。 とくに、大2話の「道をきくゆうれい」が面白かったです。那須正幹さんの本はいつもちょっとした豆知識を得る事ができるので読んでいてためになる本です。 例えば、「寺子屋」という意味が分かり勉強になる。そもそも「寺小屋」は今でいう私立の小学校か学習塾で、「寺子屋」という名は関西の呼び方だったそうです。江戸では「手習い」と呼んでいたそうです。それに、江戸では700~800軒の「手習い」があったと書いてありびっくりしました。現在に例えると、私立の学習塾がそんなにあったの?と気になりましたが、都内では今でも私立小学校が人気なので、なんとなく分かるような気にもなりました。 東京で私立小学校受験が大人気なのは、もともとこのような歴史背景があったからかな?と想像しちゃいました。 |
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感想 | この本は神奈川県にある大山詣でをきっかけに起きる怪事件物語です。 私は大阪から神奈川県に引っ越してきたのですが、神奈川県の事は全く分かりませんでした。しかし、この本を読んで新しい知識を得ることができました。 例えば、江戸時代は登山が人気だったみたいで、神奈川県の大山は大変人気の山だったとか! 私は登山は好きではないので、大山に登りたいとは思いませんが、自分が住んでいる町が本に出てきているので、大山に親近感が湧きました。今は、登山をしなくてもロープウェイなどで登れると思うので、時間があれば大山に行ってみたいと思います。この本を読み聞かせるのに2日間かかりました。1日2時間くらいかけて読み聞かせました。読んでいる私は必死で、ただただ文を読む、文字を追いかけるみたいな感じで、物語の内容をしっかり理解しているのかは疑問です。しかし、息子は聞いていて途中笑ったりもしていたので、聞いている方がより話を理解していると思いました。小学校の宿題で音読があるじゃないですか、自分で音読していて気づくのは、ただ読むだけだと話の内容を理解していないってことですかね~。聞く方が内容をより理解すると思います。さて、大山天狗怪事件ですが、江戸の長屋に住んでいる住民が次々と事件に巻き込まれてしまいます。事件よりも、私にとっては当時の江戸の文化や地理が分かり、とても面白かったです。例えば、百太郎は今でいう墨田区に住んでいてとか、、、😁那須正幹さんの描写が鮮明なので、百太郎は愛宕山に向かっているんだな~、とすると港区だな~とか想像してしまい、結構リアルに話は読めました。今の時代と比べて読むと臨場感があり百太郎を身近に感じられます。江戸文化に興味のある人には是非読んでみてもらいたい一冊です。 |
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感想 | 江戸時代の宝くじに関して巻き起こる怪事件物語です。 そもそも、江戸の庶民は神社再建の募金活動として「富くじ」を始めたと知り、ずいぶんと信心深いんだと感心しました。 読んで良かった百太郎! あと、いつの時代にも、金に目をくらみ自分を見失ってしまう人、、欲が生じた犯罪は多いですよね~。人間ってあまり進化していないのかも?と思わせてくれます。
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まとめ
豊洲市場にできる「千客万来施設」に行きたい!
ズッコケ三人組が好きな人なら絶対「お江戸の百太郎・黒い手の予告状」は気に入ると思います。百太郎が仲間と一緒に怪盗グループと戦う!なんともスリリングな展開で読んでいてワクワク・ドキドキしました。
正直、文脈に出て来る言葉が難しく、辞書を引き引き読み聞かせましたが、当時の文化も分からず苦労した部分もあります。特に、8歳の息子にとっては「手習い」「寺小屋」「長屋」とか、どこまで理解しているか不明です、、、
例えば、庶民は密集地、長屋に住むとか、、そこにしか住めないとか、現代のような仕組みではないので、驚いたと思います。
あと、和食文化にも驚いたと思います。どじょうを食べるなどなど・・・
でも、そのお陰で、来年豊洲にオープンする「千客万来施設」に泊まりに行きたいと江戸文化に興味津々!!!歴史の勉強にもってこいの作品だと思いますんで、歴史好きなお子様にはお勧めの作品です😍